陶芸教室で上達する人、しない人

同時期に陶芸教室に通い始めても、陶芸が上達する人と上達しない人がいます。
この違いは、どこから生じるものなのでしょうか?

確かに、手先が器用か不器用かは個人差があり、不器用な人の方が教えてもらっても習得するのに時間がかかります。
また陶芸にはセンスや才能が関係しているのでしょうか?
自分が上達しないのは、陶芸のセンスや才能がないからだと思っている人もいるかもしれません。

しかしながら、陶芸が上達するのか上達しないのか、1番大きな原因は先生の教え方です。
陶芸のやり方は、色々な方法があるからこそ、基礎をしっかりと教えてもらうと、その後の上達が早いのです。
逆に先生の教え方が下手くそで、基礎をしっかりと教えてもらっていないと、その後何年経験を積んでもなかなか上達しません。

ですが陶芸教室の先生は、先生なのだから教える事のプロだから、そこまで教え方に差がつくもの?
そんな疑問を持つ人もいるかもしれません。

例えば学校の先生であれば、大学の教育学部で4年間学び、実習で学校に行き、そして試験を受けて教員免許を取得します。
そのため教える事についてキチンと基礎が身についています。
それに自分自身も学生時代に、いろんな先生に教えてもらったという経験があります。

対して陶芸家の先生はどうかというと、資格や免許自体が存在していません。
美大や陶芸の専門学校は存在しますが、卒業している事が先生になるための条件という訳ではありません。
陶芸家のプロとしても実績があるに越した事はありませんが、なくても陶芸教室の先生になる事は可能です。

つまり趣味で陶芸を数年やった事がある人が、趣味の延長で陶芸教室の先生をしているケースは、決して少なくありません。
なので、教え方に関しても下手で、生徒は基礎が身につかないのです。
それではお金を払って陶芸教室に通う意味がありません。

では趣味の延長ではなく、ちゃんと陶芸の基礎を教えてくれる陶芸教室に通いたいと思ったら、どうすればいいのでしょうか?1つの目安として、窯元が運営している陶芸教室を選ぶ事をオススメします。

窯元とは陶器を作って売る事で生計を立てています。
つまり陶芸だけで生計を立てる事が出来、陶芸教室はその付属に過ぎません。
ですが多くの陶芸教室の先生は、陶芸だけでは生計を立てる事が出来ないため、陶芸教室の先生という職業を選んでいるのです。本業が陶芸家ではなく、陶芸教室の先生になってしまっている場合は、趣味と言われても仕方がないでしょう。

もちろんそれぐらい陶芸だけを本業に生計を立てる事は、難しいシビアな世界です。
ですがそんなシビアな世界で結果を出す事が出来ている陶芸家だけが、本来教える価値がある知識や技術が備わっている先生と言えるのではないでしょうか?

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